ピアス

おしゃれなピアスも金属アレルギーには要注意

はじめから適さない材質はつけない

ピアスもネックレスと同様、10代からすることが普通になっています。ピアスは、ネックレスなどと違い、皮膚組織に直接入れることになりますので、金属アレルギーになるともっと症状がひどくなりやすいのです。

万が一にも最初から金属アレルギーの発症を避けたいのなら、はじめからプラチナ・銀・金・チタン・サージカルステンレス以外の材質のものはつけないようにしましょう。

雑貨屋さんや街のアクセサリー屋さんで売っているような何百円や何千円のピアスは、ほとんど合金と呼ばれる金属が合わさったものですから、デザインで決める前に材質をチェックすることです。

ただ、チェックしたとしてもそういう所で売られているピアスは、ポスト部分やキャッチ・チャーム部分に至るまでオールプラチナ・銀・金・チタン・サージカルステンレスというピアスは探さないとなかなかないでしょう。それでも、金属アレルギーになる可能性が低くなるかもしれないと思えば、ピアス探しに注意してみてください。

また、汗で金属がイオン化することから金属アレルギーが始まっていますから、汗には十分注意したいということで、汗をかきやすい人、スポーツをする人は、ずっと身につけるピアスには特に注意が必要でしょう。

ファーストピアスで慎重に始めよう

ファーストピアス。これを知っているでしょうか。ピアスの穴が安定するまでつけたままにするピアスのことです。これをすれば絶対金属アレルギーにならないことはありませんが、それでもなる確率は減らせることになります。

ファーストピアスの期間は4~6週間といわれていますから、引っかからないようなシンプルなデザインで、安全性を再優先にした材質を選ぶと良いでしょう。

そもそもピアスの穴を自分で開けたりすると、その時点で化膿してしまうなどのトラブルになりやすいものです。それなら最初から皮膚科で金属アレルギーのパッチテストや血液検査を受けてから、穴を開けてもらうのが一番安全で安心でしょう。